破滅願望

Category : Diary
今度は岡山県で無差別殺人事件が発生した。
駅のホームから県職員を突き落としたのは18歳の少年だった。
例によって動機は『誰でもよかった』
彼は(マスコミがいかにも好みそうな)『引きこもり』や『ゲームオタク』だったわけではなく、マジメに高校に通っていた少年だという。

『何万人、いや、何百万人に一人はそうした(無差別殺傷事件を起こす)素質を持っているし、それは簡単に人の目に見破れるものではないのだ。』
茨城県土浦市で起きた無差別殺人事件のときに書いたことはやはり間違っていなかった。

高卒以下だと『低学歴』とバカにされ、働かない者は『ニート』呼ばわり。時として『フリーター』は嘲笑の対象にされる。(『不適切発言』等)ささいな失敗を許せず大人数で袋叩きにするようなギスギスとした社会そのものが、こうした破滅願望を持った人間を産み出す巨大なインキュベーター(孵化装置)になっているような気がする。

彼の行為は決して正当化されるべきではないし、擁護するわけではないが、『もう、どうでもいいや』と投げやりになってしまう気持ちは分からないでもない。
とにかく今の世の中は希望が持てない。
毎日満員電車に揺られ会社と家を往復する日々。生活のためにつまらない仕事を淡々とこなし、休日はひたすらストレス発散に費やす。こんな生活がこれから数十年以上続くのかと思うと発狂しそうになる。
同年代の友人達は次々と結婚し、家庭生活を重視するようになる。一度社会に出てしまうとなかなか交友関係は広がらないし、どんどん孤独になっていく。
あ~、どっかに面白いこと転がってないかなぁ。

毎日新聞に的を得ているコメントが掲載されていたので、引用してみようと思う。

 ▽教育、少年問題に詳しい尾木直樹法政大教授(臨床教育学)の話 茨城県の事件に続き、青少年の自暴自棄的な、自殺願望型の事件といえるのではないか。背景には深い孤独があるように思う。国際的な調査でも日本の青少年が孤独感を募らせている傾向が明確に出ている。格差を背景に「負けたら終わり」という空気が社会を支配し、家庭も地域も孤独な若者を支えきれなくなった。家庭や地域を支える複数のセーフティーネットが必要だ。
(毎日新聞より抜粋)



参考記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080326-00000017-maip-soci
Posted by りすお [RIS-O] on 26.2008   0 trackback

trackbackURL:http://secretdesire.blog14.fc2.com/tb.php/905-8c91ea80

プロフィール

りすお [RIS-O]

  • Author:りすお [RIS-O]
  • フツーの社会人・個人投資家
    ※ご連絡は下記[メールフォーム]よりお願いします。

FC2カウンター

TOTAL ACCESS

カレンダー

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

ブログ内検索

Recommend