民間 vs 公務員!?

Category : Diary
この記事が物議をかもしています。
まぁ定期的に起こる議論だとは思いますが・・・

公務員ボーナス、なぜ民間に準拠?「リスクないのに」
※↑PC専用

文章を引用すると異様に長くなるからパス。
トラックバックしてるブログを見ると、議論が紛糾してるところが多いですね(^_^;)

■民間企業に勤めている人の言い分
・公務員なんて楽な仕事しかしてないんでしょ? ボーナス自体要らないんじゃ・・・
・ボーナスは業績給だと考えられる。つまり会社が儲かればボーナスが増えて、赤字ならボーナスが減る。そういう概念がない(=利益追求しない)公務員に民間のボーナス額を反映させるのはおかしい。
・社会保険庁みたいなイイ加減な機関に勤めている職員のボーナスも(他の公務員と)変わらないとはどういうこと?
・公務員はコネで入っているような奴ばっかり。公務員になろうと思ってもなれない。それなのにボーナスも厚遇されているなんて・・・

■公務員の言い分
・記事では”局長クラス”のボーナス(261万円)を話題に出しているが、実際には局長クラスは何人もいない。
・確かに怠惰な職員もいるが、実際はそれほど楽な仕事ではない。
・公務員試験は国内有数の難しい試験であり、それを通ってきているのだからそれなりの給料(ボーナス)を貰うのはおかしくない。
・景気が良いときでも民間企業のようにボーナスの額が跳ね上がることはない。不景気になるといつも公務員が叩かれている気がする。

うーん、難しい問題ですね。
誰かが「木を見て森を見ず」みたいなことを言っていましたが、それは自分も感じました。
時期が時期だけに仕方ないのですが、ボーナスだけを話題にするのはいかがなものかと。
貰っているお金の額が問題なら、『生涯賃金の額』を基準にすべきなのでは?と思います。

いや、それは違う!!(過去の社会保険庁のように)楽でいい加減な仕事内容であるにも関わらず貰っている額が多すぎるんだ! という人もいるでしょう。

しかし、本当にそうなのでしょうか。
『公務員として役所に、そして民間人として民間企業にそれぞれウン十年勤めたことがある』という人でもない限り、どちらの仕事がどの程度ツライのか(またはラクなのか)比較できないのではないでしょうか。

僕は仕事の関係でよく市役所に出入りしていますが、市役所のカラーによって、または所属している課によって仕事の内容とキツさは驚くほど異なります。
『市役所職員』という枠で括れません。

17:30くらいになると、『ここはゴーストタウンなのか!?』と思うほど全く人が居なくなるフロアもあります。しかし、大体どこの市役所も情報課の人は結構遅くまで残っている気がします。

ちょうど去年の今頃、某役所の広報課の人と一緒にお仕事していたのですが・・・
彼の仕事は『新年に市長の挨拶を(市役所の)ホームページに載せる』というものでした。
僕はてっきり1月4日(一般的な出勤日)の朝あたりにホームページが更新されるものだと思っていましたが、彼に科せられた使命はそんなに生易しいものではありませんでした。
そうです、元旦になった瞬間(1月1日の0:00分)にホームページを更新しなければならなかったのです!!

そして彼は2007年の元旦を照明の消えた暗い市役所の中で迎えることになったのです。
これは泣けるww (ノ∀`)

なまじパソコンに詳しかった彼は色々な雑用を押し付けられ(?)
『市役所を出る時間は大体22:00~23:00過ぎになる』と言っていました。
確かに定時になるとサッサと引き上げていく職員も多いですが、中にはこうした公務員もいるということを理解しておく必要があるでしょう。

話をボーナスに戻すと・・・
広報課の彼は残業手当や休日出勤手当など様々な手当てがついていたことでしょう。
しかし、毎日定時で引き上げている職員と比較してボーナスの額は何ら変わりません。
これは民間企業ではあまり考えられないことですよね。
ウチの会社でも残業を沢山している人が良い評価を貰っていますし(仕事の能率が悪いという可能性もありますが・・・)、良い評価の人はボーナスに評価分の金額が上乗せされます。

一方、民間企業では世界に名だたる外資系大企業『ゴールドマンサックス』のように新入社員に一千万円のボーナス(!)を支給するほど太っ腹な企業もありますが、このような事例は公務員ではありえません。

バリバリ仕事を頑張っても相応に報われることが少ない。
・・・これが公務員のデメリットではないでしょうか。



難解な公務員試験を通り面接を経て公務員になった人は、ある意味”選ばれた人”であるのだから、それなりに厚遇であってもおかしくはないと思います。

社会人になってようやく世界の仕組み(日本の仕組み?)が分かってきたのですが・・・

『人生の序盤に頑張った人』ほど報われる社会になっていると思います。
”学歴社会は終焉を迎えた” ”実力主義・成果主義の時代”などと言われていますが、自分の周りを見ている限りではとてもそうは思えません。

いわゆる三流大学を出ている友人は、就職活動にかなり苦戦していました。
一方、大学受験で死ぬほど苦労をして、それなりの大学に滑り込んだ僕は就職活動では全くといっていいほど苦労しませんでした。
就職活動を開始して、最初の一社は落とされましたが、その後に受けた企業の全てから内定を貰いました。面接も形式的で簡素なものが多く、『こんなんでいいのか?』と思ったことが何度もあります。

『僕が内定貰った会社を試しに受けてみたら? 面接らしい面接はなかったし・・・適性検査だけならイケるんじゃない?』
就職活動に苦戦していた友人にアドバイスしてみました。

結果、彼は一次試験で脱落。
友人は僕よりも流暢(りゅうちょう)に喋れるのに・・・面接でヘマをしたとはとても思えません。
おそらく学校名だけで合否を判断していたのでしょう。

・大学受験で頑張っておけば就職活動は楽になる。(多くの企業への門戸が開かれている)
・高校受験で頑張っておけば(難易度の高い一般の大学入試を受けることなく)良い大学に入学できる。(○○大学付属高校とか)
・中学受験で頑張っておけば大学までの道筋が保証されることも多い。(同じく付属校とか)

ほらね? 人生の序盤で頑張っておいた方が有利であり、中盤~後半(?)が楽になるでしょ。

公務員にも同様のことが言えるのでは。
大学合格でようやく受験戦争から解放されて、遊びほうけていた僕達を横目に彼等は将来を見据えて公務員試験のために勉強を重ねたのですから。その後の人生が(民間企業に就職していたものより)楽であってもいいのではないでしょうか。
(↑仕事内容に比べてボーナスが高すぎる!に対するアンチテーゼです)
まぁ公務員=楽とは限りませんけど・・・

田舎の方のことはよくわかりませんけど、コネがないと公務員になれないというのは未だにあるんでしょうかね・・・ 飲酒運転でワゴンに追突して子供3人を殺しておきながら大量の水を飲んで証拠隠滅を図った福岡市職員の彼は『コネ以外の何者でもない』と言われていましたが。

市民サービス向上のために尽力するか。(過去の社会保険庁のように)居心地の良い空間に安住してしまうのか。給料(ボーナス)の分しっかりと働くか、そうでないのか。
結局のところ、これは『人』次第なのではないでしょうか。

Posted by りすお [RIS-O] on 17.2007   0 trackback

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