BOOM BOOM SATELLITES 活動終了について思うこと

Category : Music



なんとなく終わりの時が近づいていることは気づいていたけれど、見て見ぬフリをしていた。

BOOM BOOM SATELLITES(ブンブンサテライツ)

スカパーで初めて彼らの曲を聴いたときは衝撃的だったなぁ。

そのときに見たMVは『PILL』だったのだけど、外国人がバンドメンバーを演じていたから最初は洋楽だと勘違いしてしまった。
そのくらい日本人離れしたクールなバンドだった。



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当初は(歌無しの)インスト曲が多かった彼等の楽曲。

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欧州で人気を博していたブンブンサテライツ。

音楽活動を続けていくうちにライブの楽しさ・充実感に気づき、彼等の音楽は一気にロックに傾倒していったのだけど、”エレクトロ・ロック”と称されるようになった彼等の音楽は相変わらずクオリティが高くて格好良かった。

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ボーカル川島氏が脳腫瘍と戦っている事については、『NEWS ZERO』で2度に渡って特集されていた。

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脳腫瘍とはその名のとおり脳にできる腫瘍のことで、どのような治療/手術をしているのか?についてはぼんやり分かっていたつもりだったのだけど、『NEWS ZERO』で公開された映像(写真)は想像を絶するモノだった…。

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脳腫瘍摘出のために実施した開頭手術の跡

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川島さんが何度も脳腫瘍を再発していることについては、公式ツイッターから説明があるまで全く知らなかった。
2012年~2013年頃だったと思う。

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まさかこんな若い頃から壮絶な闘病生活を送ってきたとは全く知らなかった。

彼等のLIVEはとてもストイックで、MCらしいMCはほとんど無い。

最後に『来てくれてありがとう!』と言うくらいで、その他の時間はずっと音楽を演奏している。

LIVEではエモーショナルな演奏姿を見せてくれる彼等だが、MCがほとんどないため”異変”に気づいていたファンはあまりいなかったのではないだろうか。

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この映像を見たときは衝撃的過ぎて言葉にならなかった。

既に右前頭葉の2割が空洞になっているとのこと。

手術は腫瘍部分のみを切り取っているのだと思っていたのだけれども、
まさか脳の一部を摘出していたなんて…
(そもそも脳自体にメスを入れる事が出来るのも知らなかった)

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一応、摘出した脳の一部は日常生活に支障のない部位らしいのだが、
繊細な感性が要求されるミュージシャンとなれば話は別。

手術後は思ったように声が出せないこともあったようだ。

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うまく発声することが出来ない川島に対し、一つ一つ確認していく相方の中野。

脳腫瘍手術直後で大変な状況にあることは相方の中野氏も十分に分かっているはずだが、
優しい言葉をかけるわけでもなく、同情するわけでもなく、あくまで淡々とリハーサルをこなしていく。

この映像を見たとき『あぁ、この人たちは真のプロミュージシャンなんだな』と改めて知ることになった。

※余談だが、過去にサポートメンバーのドラムの子(女子)に厳しい指摘をしていることもあった。

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妥協を決して許さない彼等のストイックさが画面の向こうから伝わってきた。

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日本武道館公演はある意味彼等の記念碑的な公演だったと思う。
(普段は渋谷のクアトロや新木場Studio CoastのようなライブハウスでLIVEを行っていたので)

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自分は行けなかったのだけど、無理してでも行っておけば良かったな…と今になって思う。

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2014年3月 脳腫瘍再発(4度目)

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医師から告げられた余命は2年

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『科学の限界です』

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もう川島の脳に摘出できる部位は残っていない。
(これ以上メスを入れてしまうと様々な障害が出るということなのだろう)

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彼が選んだ道は『制作中のアルバムを完成させること』

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人生の大半の時間を音楽に費やしてきたから、これからもアーティストとして生きていくという決意。

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取り乱すわけでもなく、悲しみに暮れるわけでもない。

その後、彼等の楽曲は『生』を意識させる曲が増えていった。

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未認可の薬を処方する『治験』に参加。

このときのナレーションによると、
薬の効果により腫瘍の拡大を防ぐことに成功したと言っていたのだが…

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日本武道館公演の最後にボーカル川島氏がファンに向けて語った前向きな決意。

それから数年で病状がここまで進行することを誰が予想していただろうか。



川島氏はまだ40代だ。

やりたい事だって沢山あっただろう。

BOOM BOOM SATELLITESの事はもちろんだが、自身の奥さん、お子さんのことだって気がかりであるに違いない。

彼等に襲い掛かる幾多の困難に比べれば、自分の悩みなんてとてもちっぽけなモノに思えるんだ。

生きてさえいればやり直すチャンスは沢山ある。

挑戦できることも沢山あるはずだ。



僕は川島さんのように多くの人を感動させる音楽作品を世に残すことはできないけれど、
生まれてきた意味が何かしらあると信じて、これからも命を燃やしていこう思う。



■BOOM BOOM SATELLITES最後の作品 『LAY YOUR HANDS ON ME』

※MVに登場しているのはVocal川島さんの実のお子さん

Posted by りすお [RIS-O] on 01.2016   0 trackback

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