ほったらかし投資術

Category : investment
年末年始は例によってLIVE三昧だったけれど、それなりに余暇時間がとれたので本を数冊読破した。

その中に『ほったらかし投資術』があり、僕が投資信託を始めよう思ったのはこの本を読んだからです。

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個別株投資は生活に支障をきたすということです。これは個別株投資自体が悪いのではなく、おそらく自分の性格に原因があると思うのですが、四六時中、株のことが気になってしまうのです。株式市場が開いているのは平日の昼間であり、当然、会社での仕事中です。
(中略)
自分が知らないところで投資している銘柄に悪いニュースが出て、自分だけ逃げ遅れるのではないかという恐怖感のほうが大きかったように思います。
(中略)
せっかくの休日も、やれチャート分析だ、ファンダメンタル分析だと、株式のことで頭がいっぱいです。



個別株投資では、どんなに厳選した銘柄も市場全体が下落するとそれにつられて一斉に値下がりしてしまうことがあるということです。



昨年8月に起きたチャイナ・ショックはもとより、サブプライム問題~リーマンブラザーズ破綻時などは市場全体が大きく下落し、東証一部に上場しているすべての銘柄が下落、ないしは95%の銘柄が下落…なんていうことも珍しくありませんでした。
第一、これから大きく上昇するであろう銘柄を先回りして購入するのは至難の業です。

よって、市場全体の指数に連動しているインデックスファンドが選択肢としてあがってくるわけです。

ちなみに投資信託には(ダウ平均/日経平均などの)指数に連動するインデックスファンドと、指数以上のパフォーマンスを目指すアクティブファンドの2種類がありますが、結果的にインデックスファンドに負けているアクティブファンドが7割を占めます。

なぜ日本株ではなく外国株に投資しようと思ったのか?についてですが…

日本株はNISAで年間120万円投資していく予定なので、分散投資をするなら外国株を選択した方が良いでしょう。
(日本が不景気に陥り、日経平均が下落しても外国は好景気に沸いているかもしれないし、その逆もあり得る)

今はアベノミクスで株価高騰に沸いていますが、これは一種のカンフル剤のようなもので、少子高齢化が急速に進んでいる日本の未来はあまり明るくないと個人的には思っています。今後日経平均がバブル期につけた37000円を目指すようなことはないでしょう。

しかし、移民流入で豊富な労働力を確保しているアメリカ経済は違います。
しかもMicrosoftやApple、Facebook等の革新的企業は軒並みアメリカから誕生しています。

客観的事実として、歴史的に見ればダウ平均は右肩上がりです。

■ダウ平均 年足チャート
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1987年に2722ドルだったダウ平均は、2015年末には17425ドルをつけています。

1987年当時は指数に連動する投資信託やETFがあったのかどうかは不明ですが、単純に考えると1987年に購入した株をずっと放置しておけばおよそ6.4倍になった計算です。

100万円ならば640万円に。
1000万円ならば6400万円に。

もちろんインフレーションを考慮すると単純計算で6.4倍になったとは言い難いのですが、銀行預金の利子では決して到達できない金額です。

”未来の株価は予想できない。しかし、ダウ平均は確実に上昇している。”という超消極的な視点に立ち、外国株指数連動の投資信託を始めようと思った次第です。

しかし、気がかりなことが。。。

■ダウ平均 10年チャート
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サブプライム問題発覚~リーマンショックで下落した株価は2009年から緩やかに回復を続けています。

チャート的にはそろそろ大幅下落が来る予感が…。

昨年のチャイナ・ショックは7年周期で訪れる下落相場にしてはやや迫力に欠けていた気がするので、本格的な下落がこれから来るんじゃないかなぁと。

好景気と不景気はある程度サイクルがあるので、ずっと好景気ということはあり得ないんですよね。

つまり、今から投資信託を開始して数年後10%の利益が上がっていたとしても、5~6年後にサブプライム級の下落が発生した場合はマイナスに転落してしまう可能性は大いにあります。(つまりずっと銀行の定期預金にしておいた方が良かった)

しかし、15~20年のスパン(期間)で考えればダウ平均はおそらく右肩上がりに値上がりしていることでしょう。

楽観的すぎやしないか?と懐疑的になる人もいると思いますが、上記の理論を後押しするかのような一文に感銘を受けました。

では、なぜ10年以上インデックスファンドのバイ&ホールドを継続できたのか。
1つは、 「資本主義の発展を信じているから」ということはあると思います。
資本主義経済のゆっくりとした成長を長期で取り込んでいこうというのがインデックス投資です。人々の欲望をエンジンにした資本主義経済のサイクルが止まることは、今後もないだろうなと能天気に信じています。

 これが、「意識高い人々の頑張り」に支えられているとかだといつか崩れそうですが、 「もっと美味しいものが食べたい」とか「もっと快適な家に住みたい」という「ふつうの人々の欲望」に支えられている点が、呑んだくれの水瀬(著者)としては信頼に値すると感じています。

※バイ&ホールド…買ったら買いっぱなしで値上がりしようが値下がりしようがずっと持ち続ける”ほったらかし投資”



ところで、買ったら買いっぱなしで”ほったらかし状態”にするバイ&ホールド戦略ですが、利益確定するまではあくまでも評価益であるため、実際の利益ではありません。『いつ利益確定すればよいのか?』という課題について、この本には想像の斜め上を行く回答が書いてあるので、気になる方は是非購入して読んでみてください。

Posted by りすお [RIS-O] on 03.2016   0 trackback

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