先日、ちょっとした臨時収入(商品券)が入ったこともあり…

ブルーレイ版の『X JAPAN The Last Live 完全版』を購入してみました(・∀・)
Amazonのレビューを見てから買おうかな…と思っていたのだけれども、
レビューをつけているのは購入していない人達ばかりで良く分からない。
こうなったら自分で購入してみるしかないでしょ!…ということで買ってみました。
約15年前のLIVEだし、ソースはSD画質(720×480)だし…
ということであまり期待していなかったのですが、意外や意外。
画質はかなり綺麗でした!HD画質(1080i)にアップコンバートされているとはいえ、ソースはSD画質。
どれだけ小細工をしても”(録画された)元の画質よりも綺麗になることは無い”というのが映像圧縮界の定説(?)ですが、この『The Last Live』に関して言えば、元々の画質が非常に綺麗なので
HD画質全盛の今の時代でも違和感なく受け入れられます。その後、某国民的アイドルのBlu-ray LIVE映像を見たのだけれども、X JAPANの方が綺麗なんじゃないか?と思えたくらい(これはマジ)
ただ、ソースの縦横比が4:3なのでアップコンバートされた後も4:3で両端には黒帯が入ってしまうんですけどね…。

裏ジャケにも同様の注意書きが記載されています。
『The Last Live』のDVD版は完璧主義者のYOSHIKIが画質にもこだわったからなのか2枚組に分かれています。そのおかげでDVDとは思えないほどの高画質で収録されていたわけですが、Blu-ray版は3時間40分もの長時間のLIVEがディスク1枚に収まっているところも重要なポイントです。
2枚組だとDVDを入れ替えるのが面倒だし、テンションを持続させるのも難しいですからね…。
Amazonのレビューでは「音質の向上」に関する感想がいくつか寄せられていましたが、
自分の場合、逆に音質に関してはDVD版と比較してもあまり差異を感じませんでした。
4~5万の安いホームシアターシステムではそもそも話にならないのかも…ヽ(´ー`)ノ
以下は完全に自分の想像なのですが…
ビデオカメラで撮影された映像ソースをDVDに収録するタイミングでmpeg2形式に圧縮する必要があり、ビットレートをいくら高くしても確実に映像が劣化します。
(ちなみにDVD-Videoは、映像ビットレートが最高でも9.6Mbps程度)
しかし、Blu-rayの場合はその上限ビットレートが更に引き上げられるので、映像の劣化を限りなく抑えることが出来ます。そもそもBlu-rayで用いられているMPEG4形式の動画は圧縮効率が良いため、仮にMPEG2と同じビットレートだとしてもMPEG4の動画の方が綺麗なのです。
実際、高速なドラミングが収録されている『DAHLIA』の冒頭部分に関して、DVD版ではブロックノイズが多少見当たるものの、Blu-ray版ではほとんど確認できませんでした。
両方同時に見比べたわけではないのでかなり曖昧ですが←
結論から言うと…
”映像が綺麗になった”というよりは”ソースの画質がほぼ忠実に再現された”という方が正しいのかもしれません。
ただ、自室の環境が少々特殊で…
液晶TVと再生機器(SONYのBlu-rayレコーダー)は今年買い替えたばかりの最新版なので、その機器自体の補正機能がかなり効いている可能性もあります(汗
Blu-ray版を購入する前にDVD版を売ってしまったので同時に見比べることが出来なかったというオチ←
■Blu-ray版は現在YoutubeにUPされているモノと比較すると見違えるほど綺麗です
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