独占欲とエゴイズム

Category : SDN48
本日発売の『週刊プレイボーイ』でSDN48の選抜12名がセミヌードを披露しており、ファンの間では騒然となっている。

普段なら自分達の出演したテレビ番組や雑誌媒体をブログやモバメ(モバイルメール)などで嬉々として告知するメンバーも、今回ばかりは慎重にその話題を避けているようだ。それはつまり…そういうことなんだろう。

個人的には『なぜ今のタイミング?』と思った。

SDN48は元々セクシーさを売りにしていたし、劇場に最初に掲げられたプロフィール写真はメイクが濃すぎてまるでキャバクラの指名写真のようだった。また、SDN48の『誘惑のガーター』公演が18未満閲覧禁止であることから考えても、エロさを醸しだしつつ体を張った仕事を積極的にこなしていくグループだと思っていた。

『誘惑のガーター』公演はいくつか新しい試みが見られたものの、さほど過激な公演ではなかった。
当時行われていたAKB48の公演セットリストよりもダンサブルでキレがいい。
「セクシー」や「エロさ」よりもむしろ「カッコイイ」セットリストだと思えたし、現に女子のファンもそれなりの数がいたりする。18歳未満の閲覧を禁止する必要は特に感じられなかった。

メンバーはどうなのかというと、当初はめーたん(大堀恵)のようなエロさとセクシーを追求する女子が沢山集まったグループなんだろうな…なんて予想していたのだけれども、蓋を開けてみれば年相応の実に可愛らしい女の子達だった。(同年代の一般的な女子よりも芯が強いし、しっかりしているとは思う)

2009年8月1日の初日公演からしばらくは外部の仕事も無く、AKB48劇場で行われる『誘惑のガーター』公演を黙々とこなす日々。メンバー達は1公演毎に課題や反省点を見つけ、更なるパフォーマンスの向上を目指してレッスンや自主練をこなしていた。

AKB48のコンサートにゲスト出演しているうちにいつの間にか「AKB48の姉妹ユニット」と名乗るようになり、深夜のレギュラー番組とCDメジャーデビューが決定。そして、18歳未満への公演解禁(予定)とトントン拍子で話が進んで行き、このままAKB48と同化していくのかな…と思われた矢先の出来事だった。


先日『FRIDAY』の『下着サプライズ』なる企画で一部メンバーの下着グラビアが掲載された。

最近のグラビアアイドルはコンビニに置かれている週刊誌(マンガ誌)の表紙やグラビアで”下着のような水着”を着ているし、逆にファッション性の高い下着は水着のようにも見えて、オッサン世代になるとその辺の違いがほとんど分からない(苦笑

『FRIDAY』のグラビアもファッション性の高い下着姿であり、ファンの間でもさほど話題にならなかった。
しかしセミヌードともなれば話が違う。
大事なところはきちんと隠しているとはいえ一糸まとわぬ姿なのだから。

SDN48のコンセプトから考えて、それなりの覚悟を持ってオーディションに応募してきたメンバーもいるだろう。
しかし活動開始から1年ぐらいは公演・テレビ出演・ラジオ・雑誌の取材を黙々とこなしており「エロ」とはほぼ無縁だった。そういうバックグラウンドを考慮するとメンバーにとってもこの展開(セミヌード)は考えられなかっただろう。

メジャーデビューシングル『GAGAGA』に収録されている3曲はいずれもセクシーであり、特にカップリング曲に関しては扇情的な衣装とPVの演出に驚いた。
『18歳未満解禁に動いていたはずなのに、むしろ逆行してない?』などという声がファンの間からチラホラ上がり始め、ここに来て急に当初の路線に戻し始めたのかな…なんて思っていた。

AKB48からの移籍メンバーの一部に関してはエロ・下ネタが大嫌いなことがファンの間に知れ渡っており、露出度の高い水着になることすら拒否していたメンバーもいたようだ。しかし、その彼女も今回のグラビアには参加していたりする。いや、むしろ参加せざるを得なかった…というべきか。

彼女達が一番輝いているのはステージ上でパフォーマンスしているときであり、そんな彼女達の姿を見て好きになったファンが大半だろう(と信じたい)

それだけに今回のセミヌードグラビアに対しては否定的な意見が目立つ。
かくいう自分も最初にグラビアを見たときには何とも複雑な気持ちになった。

秋元康プロデューサーの強引な手法はしばしばファンの反発を招いていたが、AKB48のビジネスモデルにも興味を持っていた自分としては『企画としては面白いから、いいんじゃない?』ぐらいの態度で達観していた。しかし、今回のセミヌードグラビアに関してはドライに割り切ることが出来なかった…。

よくAKB48ファンのブログを見ていると『AKB48のファンをやっていると何度も心が折れそうになる』という記述をチラホラ見かけていたが、その意味が今日ようやく分かった気がする。

私がAV女優のRio(りお)を応援していることはこのブログで何度も記述しているし、それを知っている読者の方からすれば矛盾しているようにも聞こえるだろう。

別にヌードや風俗産業、AVを蔑視しているのではない。
『本人がやりたい仕事なのか、そうではないのか』が重要なのだ。

そもそも『AVをやりたい!』という子はあまりいないと思うが、Rioをはじめとして第一線で活躍している女優さんは自分達が世間からどのような目で見られているか十分すぎるほどに理解している。それでも、局所的とはいえ自分の行為が「誰かのために」なっていることを心の支えにして意義・やりがいを見出し、自分の居場所を見つけて必死に頑張っているのだ。



元々グラビア活動をしていて際どい衣装やポージングに慣れているメンバーからすれば、セミヌードはその延長線上でしかないのかもしれない。また、劇場公演MCで『セミヌードがやりたい! 若いときの綺麗な体をしている内に撮ってもらいたい』と言っていた芹那に関しては今回の仕事はむしろ嬉しいぐらいだろう。

問題は肌の露出を嫌がっていたメンバー達だ。

彼女達のパーソナリティをある程度知っている私達ファンからすると、今回のグラビア写真の向こう側から”痛々しい何か”を感じ取ってしまうのだ。

実は昨日の握手会で、普段から懇意にしてもらっているメンバー数人に対して今回のプレイボーイのグラビアに関してやんわりと質問をぶつけてみた。一応周囲の目があるので耳打ちするような形で。

以前からセミヌード願望があることを知っていた芹那だけは『セミヌードの夢叶ったじゃん!』とストレートにぶつけてみたが、満面の笑みで『うん!叶った♪』と答えてくれた。しかし、他のメンバーはいずれも少し困ったような表情をしたり『できれば見ないでほしい…泣きそう』と訴えるメンバーもいた。

まさか女の子の肌の露出を見ていやーな気持ちになる日が来るとは思わなかった。

この気持ちは一体どこから来たのだろう。
それはおそらく彼女達が世の男性から好奇な視線で見られることに対するイラつきなのかもしれない。
しかし、彼女達は私のモノではないし、ましてやSDN48ファンのモノでもない。
ただの1ファン、もしくはそれ以下かもしれない私にこんな独占欲を発揮されてもメンバーは困るだけだろう。

改めて思ったけどアイドルとファンの関係って切ないね。
多少頑張っても上っ面な会話しかできないし。
こんなことならずっと”ご新規さん扱い”でいた方が良かったんじゃないか?なんて思えてきた。
さすがにこれはネガティブ過ぎるか…。

そんな機会はまず訪れないと思うけれども、もし彼女達から『(セミヌード)グラビアどうだった?』と聞かれたら、相手の目を真っ直ぐに見据えて『とても綺麗だったよ』と答えてあげたい。

珍しく色々と否定的なことを書いちゃった。
こんな辺境で細々とやっている底辺ブログをメンバーやその家族が見ている可能性は決して無いだろうし、むしろそうだと信じたい。
Posted by りすお [RIS-O] on 29.2010   0 trackback

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