医療系ドラマが支持される理由

Category : TV
夏ドラマが続々と始まった。
今クールのドラマでは『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』と『tomorrow』の視聴率が良いらしい。『tomorrow』の方は見逃してしまったため見ていないのだけど、山Pが好きな私は『コード・ブルー』を見ている。あくまで山Pが好きなのであって、決してガッキー(新垣結衣)が目当てなのではない。敢えて強調すると余計に怪しまれそうだけど(笑)

予め断りをいれておくけれども、私は『視聴率が高いドラマ=良いドラマ』とは思っていない。また、第1話の視聴率はドラマの脚本よりもキャスト人気に依存するところが大きいことも知っている。

 いろいろと前置きが長くなってしまったけれども、『コード・ブルー』と『tomorrow』は医療系ドラマである。2つの医療系ドラマが揃って好発進したのは単なる偶然だろうか。少なくとも私にはそう思えない。そういえば以前放映されていた『医龍2』は、同じクールにやっていたドラマのなかでもダントツに面白かった。視聴率もずっと好調をキープしていたように思える。

 とりあえず、自分が見ていた『医龍2』と『コード・ブルー』について軽く分析してみたい。
これらの医療系ドラマに共通しているのは一体なんだろうか。
まずはドラマの”見せ場”を考えてみよう。 これら医療系ドラマのクライマックスは大抵『オペ中に訪れる予期せぬ事態をどう乗り切るか』 もしくは『今、オペをするか否か』という究極の選択を迫られるシーンである。

これらのシーンに共通するのは『今、”自分が”やらなければ患者が死んでしまう』ということだ。この場面で必要とされているのは紛れもなく『代えが効かない存在=”私”』である。

 これは日本を含む全ての先進国において共通していることだけれども、合理化が進んだ現代ではほとんどの労働が機械化、マニュアル化されている。どうしても機械化できない部分を仕方なく人間が補助しているのが現代の労働(仕事)である。このような仕事のほとんどは”誰でも”それなりに出来るようになっているため、使い勝手の良い派遣労働者などが利用されている。(ここ十年くらいで派遣労働者が激増したのも、”合理化”を押し進めてきたことと全く無関係ではないだろう)
 言い方は悪いけれども派遣労働者は経営者側から見れば『使い捨て』の存在である。多くの派遣労働者がそんな自分のあやふやな立ち位置を自覚し、将来に対する不安を募らせているのではないだろうか。
 現代は”自分じゃなきゃダメなんだ”という『使命感』を感じる仕事が少なくなっている。だからこそ『使命感』を感じさせる医療系ドラマ(脚本)がウケているのではないだろうか。

こっちの都合はお構いなし、急患で四六時中呼び出される医者は本当に大変な仕事だと思う。プライベートの時間をきっちり確保したい私としては、(高収入であることを除けば)医者はそこまで魅力的な職業とは思えない。ただ、仕事のなかで『使命感』を感じることが出来ることについては正直羨ましい。

※第二回の視聴率調査では『コード・ブルー』が16% 『tomorrow』に至っては13.9%と大きく視聴率を落としてしまった。今後どうなるかわからないけれども、この2つのドラマが大コケしたら今回の的外れな憶測を笑ってやってください。
Posted by りすお [RIS-O] on 17.2008   0 trackback

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