人生は楽しむためにあるのだろうか?

Category : Diary
人気フリーマガジン『R25』には興味深いトピックスが沢山掲載されていますが、巻末に連載されているエッセイを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
 いつもは石田衣良さんのエッセイを紹介することが多いのだけれども、今日はもう一人のエッセイスト、作家の高橋秀実さんのエッセイを紹介してみたいと思います。

連載 第106回 人生は楽しむためにあるのだろうか?

 そろそろ寝ようかと思いつつテレビを眺めていたら、あるタレントがこんなことを言っていた。
「人生は楽しむためにあるんです」
 私は目が覚めた。そういう言い方が人心を惑わすのだと憤り、思わず起き上がってしまったのである。
 近頃、誰も彼も「楽しむ」と言い過ぎではないだろうか。
(中略)
 楽しい利己主義というべきか。ビジネス書の類も「仕事で自己実現」などと実に楽しそうなノリだが、そのノリで他人様から金銭を頂戴できるのだろうか。そんな心構えで事に臨んでは、「あっ楽しくない」と思った瞬間に落胆し、「私に向いてない」と早々にやめてしまうのがオチだろう。

高橋秀実   『結論はまた来週』より抜粋 (『R25』連載中)

 


最近、就職してから3年以内に離職する人が増えていると聞きます。
『第二新卒』なんていう言葉が流行ってきたのも比較的最近のことではないでしょうか。これは世の中に蔓延する『(人生を、仕事を)楽しみたい』という聞こえの良い言葉が、若者をそういう方向に導いている部分もあるのではないでしょうか。
 そりゃ楽しいことをやってお金をもらえるのなら、それはとても素晴らしいことだと思いますよ。でも、いくら『趣味は仕事です』と言える人であろうとも、現実として仕事は楽しいことばかりではありませんよね。

 『仕事を選り好みする身分か。つらいから仕事なんだ』

これは深田恭子主演のドラマ『ファイティング・ガール』で、深田恭子の父親役だった萩原健一が言い放ったセリフなんですが、このセリフは子供心に強く刻まれました。

ぶっちゃけ今の仕事には何の面白味もないし、やりがいも感じられないんです。でも、転職するのは怖い。なぜなら転職とは、そのほとんどが※『より規模のちいさな会社への下り坂の移籍という結果になることが多い。よほどの例外を除き、ちいさな会社では給料もダウンサイズする』のですから。
※石田衣良 『空は、今日も、青いか?』 - 『転職のイエス、ノー』より抜粋

こんな僕でも入社当時に仲良くなった同期が何人かいて、プライベートでも何度か飲みに行ったりしていました。しかし、当時仲の良かった同期達は入社5年以内に全員退職(笑) そのほとんどが地方へと里帰りして行きました・・・。自分が入社した年は確か100人以上の新卒が採用されていたはず。それなりに離職者が出るのは仕方が無いとしても、よりによって仲の良い同期ばかりが何故・・・。

その後、1年~2年に1回くらい(?)かつて同期だった友人と飲みに行く機会があったりするのだけど、ウチの会社にいた頃よりも表情が活き活きしているような気がするんですよ。しかもウチの会社にいた時にはあまり女子に縁がなかった人が実家に帰ってからすぐに彼女を作っていたりして、『公私共に絶好調!』みたいな(笑)
もしかしてこれは”となりの芝は青く見える”というヤツなのか!?

世界的な物価高騰を受け、いよいよ景気の足元が揺らいできている今、ある程度金払いの良い会社にしがみついて修行のような日々を送るのが良いのでしょうか?
それとも・・・
会社の規模や給料は下がっても「楽しめる」仕事をするべきなのでしょうか?

貴方ならどちらを選ぶ?

Posted by りすお [RIS-O] on 26.2008   0 trackback

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