ドラマ 『ホームレス中学生』

Category : TV
今日はフジテレビにて放映されたドラマ『ホームレス中学生』の感想を書いてみようと思う。敢えて説明するまでもないけれど、原作者は麒麟の田村さん。大ベストセラーを記録した同名小説のドラマ化である。

この物語の何が素晴らしいかといえば、私達が今まさに忘れかけている『助け合いの精神』がドラマの中で見事に体現されていたことではないだろうか。
『困っている人を見かけたら助けてあげる』
これは簡単なようでなかなか難しい。ドラマということである程度美化されていた点はあるだろうが、それでも商店街の人達の対応は素晴らしかった。助け合いの精神は兄弟間においても発揮されていた。
 父親の『解散』宣言から始まった生活は、決して恵まれたものではなかった。けれども、共に笑い、共に泣き、そして高校の合格を共に喜んでくれた兄や姉の存在は、彼にとって”救い”であったのだと思うし、兄弟がいたからこそ『これからも生きていこう』と思えたのではないだろうか。

逆境は多くの人に訪れるし、悩みのない人間などまずいないだろう。
たとえ貴方がいま置かれている状況がみじめなものであったとしても、じきに訪れるであろう変化の時を待ち続けて欲しい。
秋葉原で無差別殺傷事件を起こした加藤のように、自分自身に落胆し、他人を憎み、社会を憎み、自暴自棄になってその怒りの矛先を他人に向けてはならない。反社会的な行動を起こしたその時に、本当の意味で『負け組』になってしまうのだと私は思う。

この作品の原作者である麒麟の田村さんは、著書『ホームレス中学生』の大ヒットによって多額の印税を手に入れ、世間から注目を浴び、仕事のオファーも次々と舞い込むようになっている。不遇であったホームレス時代から一転して、国民的な人気者へと華麗なる転身を遂げたのだ。これは、自分達を見捨てた父親を憎むことなく、くじけそうになりながらも自暴自棄にならずここまで生きてきたことに対する神様の贈り物なのではないだろうか。
永遠に降り続く雨がないように、貴方がいま置かれている状況がずっと続くとは限らない。これから先の人生で何が起こるかなんて誰にもわからないのだから、どうか希望を捨てないでほしい。
いつかきっと、貴方の良いところを認めてくれる人が現れるその日まで。

Posted by りすお [RIS-O] on 13.2008   0 trackback
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