負け組の戯れ言

Category : Diary
今日のエントリは愚痴っぽい日記なので、そういうのを見たくない人は読まないよーに。

昨日新人歓迎会が行われた。
その場で新人君から興味深い話を聞くことが出来たので、少し紹介してみようと思う。
テーマは我が社における正社員の男女比率。
新人君の話によると、今年は約70人程度の新卒が採用されたようだが、そのうち女子はわずか7人程度だったという。つまり女子は全体の1割しか採用されていないことになる。確か自分が採用された年には約120人程度の新人が採用されていたと思うが、女子はそのうち2割にも満たなかったと思う。

これってどこかおかしくないか?

アパレル業界やその他事務職に比べれば、IT業界は女子にとって不人気なのかもしれない。でも、昨今の就職活動においては情報収集および企業エントリーのためにパソコンが必須といわれるまでになったし、ミクシィやブログなどがこれだけ普及している現代において全くパソコンに触ったことがない女子は少ないだろう。 これだけITが身近になった時代なのだから、女子の中でもある一定数はIT業界に興味を持つ子もいると思うのだが・・・どうだろうか。
 身体能力的に男子よりも劣る女性が不利であろうと思われる業種(建築現場や引越し等)において、男女比率が偏るのは仕方がないのかもしれない。しかしIT業界はいうまでもなく頭脳労働であり、いわゆるホワイトカラーだ。これは暴論かもしれないが、システムエンジニアはぶっちゃけ”努力次第でどうにでもなる職種”だと思うw
このような時代背景があるのにも関わらず、採用された新卒社員の男女比率が9:1というのは、どう見ても自然な流れとは思えない。

ウチの社内には『STOP! セクシャルハラスメント』と書かれたポスターなどがいくつも貼られ、人権教育の一環で毎年セクハラ防止のビデオを社員に見せて、さも『女性に優しい会社』であるかのように装っているが、この偏った採用活動こそ立派な女性差別ではないだろうか。

ある日、会議に召集されて、大部屋に行ってみると”(自分も含めて)部屋の中にいた二十数人は全員男子だった。”とか・・・ぶっちゃけ萎えるんですよw
『ここは男子校か!』と心の中で突っ込みを入れる自分がいる(笑)
 ムサイ野郎同士で固まって黙々と仕事をしていると、仕事に対するモチベーションにもある程度影響があるんじゃないか?と思うのです。こういうことを言うと『職場は恋愛するところじゃない!』と怒られてしまいそうだけど、事実、男子ばかり(その逆もしかり)の職場だと”価値観が片寄るんじゃないか?”とも思えるのだ。

最近、仕事に関する本や自分探し系の書籍をいくつか読んでいるのだけれども、どうやらこうした(男子に偏った)採用活動をしているのはウチの会社だけではないようだ。『婚活時代』などの著作で知られる白河桃子さんは、晩婚化や『結婚できない男女』の増加について、
『日本企業が※ダイバーシティを進めてこなかったツケ』
と述べている。
※有能な人材確保のために、女性、外国人、少数民族などを受容し活用できる組織を作る人材管理手法のこと。ダイバーシティーは多様性の意。

結局のところ、会社からすれば『採用してから間もなく結婚・出産で会社を辞められては困る。だから女子は採用しにくい』というのが本音ではないのか。今まではただ『何となく』それで上手くいっていたから良いものの、これからの時代もそれが通用すると思ったら大きな間違いだと思う。いつまでも古い価値観を引きずって『何となく』を続けていれば、いずれ恐竜のように絶滅してしまうのではないだろうか。

先日、ヤフーのトップ記事で『下流社会2』からの引用と思われる記事が掲載された。
女子が『やりたい職業』というランキングにおいて『キャバ嬢・ホステス』が9位にランクインしていたことについて大々的にとりあげられており、この記事は物議をかもした。この記事には『世も末だ・・・』 『キャバクラ嬢なんてサイテー』というコメントが多数寄せられたていた。
以前の自分ならそう思っただろうが、いざ社会人になってみると『こんな時代ならアリかな?』とも思えてしまう。

女子の場合、一生懸命勉強して四年制の大学を卒業しても、必ずしも就職できるとは限らない。
事実、大手企業への就職は男子に比べると明らかに”狭き門”となっている。
(自分より)明らかに不真面目だった男子学生の方がどんどん内定を貰っていくのだから、真剣に勉強している方がバカバカしくなるというものだ。こんな時代なら安易に”稼げそう”なキャバクラ嬢へと流れてしまうのも無理はないと思われる。
(実際のキャバクラ嬢は大変な職業だと思うし、TVに出たり都内の一等地に暮らしたりしているキャバクラ嬢はピラミッドの頂点に位置する一握りだと思うが)



秋葉原で無差別殺傷事件を起こした加藤は、自身のことを「負けっぱなしの人生」、「彼女さえいればこんなに惨めに生きなくていいのに」「彼女がいない、ただこの一点で人生崩壊」などと言っていた。

もし加藤の言うことが真実なら、ここ?年彼女のいない自分の人生はとっくに崩壊しているw
しかも、普段女っ気のない環境で生活していて『勝負の舞台にすら上がれていない』自分は一体どれだけの負け組なんだろうかw

出産費用の一部を補助したり、子育てにかかる費用を軽減するのも結構だが、本当に少子高齢化が深刻な問題だと考えているのならば、まずこうした雇用格差にメスを入れ『男女が出会う機会』を増やすべきではないだろうか。

Posted by りすお [RIS-O] on 10.2008   0 trackback
 HOME 

プロフィール

りすお [RIS-O]

  • Author:りすお [RIS-O]
  • フツーの社会人・個人投資家
    ※ご連絡は下記[メールフォーム]よりお願いします。

FC2カウンター

TOTAL ACCESS

カレンダー

06 | 2008/07 | 08
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

ブログ内検索

Recommend