勘弁してくれ!夏時間

Category : Diary
僕等の気づかない水面下ではこんな議論が着々と進んでいるらしい。

夏時間、いわゆる『サマータイム法案』というものだ。
簡単に説明するとこんな感じになる。

『みなさん、夏の間は1時間早く行動しましょうね♪』

法案の詳細はこれから決めていくようだが、過去何度か議論された案を基本とすると、このようになる。
・3月第2日曜日午前2時~11月第1日曜日午前2時の間、時計の針を1時間進める。(←アメリカ式)

なんだか分かりづらいなぁ。
以下に具体例を示してみよう。

■社会人の場合
始業時間が9:00の会社ならば、8:00に出勤しなければならない!!

■学生の場合
始業時間が8:30の学校ならば、7:30に登校しなければならない!!

国家権力というものは非常に強大で、法案が通ってしまえば日本国民は否応なくそれに従わざるを得ない。(政治や経済に無関心な学生時代にはほとんど気づくことはなかったが・・・)

夏の間(3月~10月が夏なのか?)、明るいうちに仕事をして、夜は早く寝るようになるから、結果的に省エネルギーにつながるとされている。

興味のある人はネットで少し調べてもらえれば分かると思うが、サマータイムを実施したとしても、どの程度の(二酸化炭素)削減効果があるのか非常に微妙なものらしい。 更に、伝統的に長時間労働が根付いている日本では『始業の時間は早くなっても、帰宅する時間は早くならず残業が増えるだけ』とも言われている。

『夕方の、まだ陽が落ちていない時間帯に帰ることで”楽しい時間”を有効に使うことが出来る』などと主張する識者もいるようだが・・・
仮に定時で帰ることができたとしても、真夏の16:30といえば余裕で30度以上あるのではないだろうか。少なくとも私にはこの時間帯が『楽しい時間』だとは全く思えない(笑)

銀行のATM、ビルの空調システム、自動改札機・・・挙げればキリがないが、こうしたシステムの稼働開始時間を1時間早めなければならなかったりして膨大な手間と労力がかかるので、自分のようにIT企業に勤めているシステム屋(SE)からすると非常に悩ましい問題でもある。

(自分が確認した範囲では)朝日新聞社以外の報道機関は記事にしていなかったため、Yahooやmixiニュースには載っていなかったようだ。そのせいか気づいている人は意外に少なかったようなので今日のエントリに書いてみた。

結局、こうした法案は欧米の猿真似をしようとしているだけなのではないか?と思えてしまう。
こうした法案は、その国の気候・気温・労働(就学)事情・生活習慣などを含めて慎重に議論を重ねていかなければならないと思うのだが・・・

夏は時計1時間進めて 自民、サマータイム法案提出へ

 自民党は、夏季に時計の針を1時間進めるサマータイム(夏時間)制度を導入するため、議員立法で国会に法案提出する方針を決めた。地球温暖化が主要テーマになる北海道洞爺湖サミットと、福田首相が提唱する「低炭素社会」づくりを後押しする。
 時計の針を進めることで、夏季の日中時間を有効活用してエネルギー消費量を抑え、同時に国民の環境問題に対する意識を高める狙いがある。
 13日の党地球温暖化対策推進本部(野田毅委員長)で法案化に向けた議論を始める。今秋の臨時国会までに提出し、早ければ来年夏からサマータイムの導入をめざす。同本部メンバーによると、首相も法案化に前向きという。
 サマータイム制度をめぐっては、05年に超党派の「サマータイム制度推進議員連盟」(会長=当時=平沼赳夫元経産相)が法案を作成。国会提出は見送られたが、毎年3月の最終日曜日に1時間早めて、10月の最終日曜日に元へ戻すという内容だった。今回の法案もこれを参考にする。
 日本では終戦直後の48年から4年間、連合国軍総司令部(GHQ)の指令で実施された。05年当時の推進議連には民主党議員も参加していたため、自民党側はねじれ国会となった現在でも「与党と民主で対立するテーマではない」と見ており、成立に期待している。(田伏潤)

Posted by りすお [RIS-O] on 14.2008   0 trackback
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