ホワイトカラー エグゼンプション

Category : Diary
年功序列から成果主義へ・・・みたいなことが声高に叫ばれて久しいですが、最近では裁量労働制が盛んに議論されているようです。

そんな中で良く耳にするのが『ホワイトカラー エグゼンプション』という言葉。

まず、裁量労働制とは・・・

労働時間の制約を受けず、業績に応じて給与が支払われる仕組み。
出勤・退社時間は自由に選べるが、どれだけ働こうとも残業代は支払われない。
なぜ、こんな制度ができたかといえば、労働時間と業績が必ずしも一致しない特殊な職業(研究職や企画職、SE、マスコミ系など)では、効率よく仕事の出来る人間とできない人間では、その賃金に不公平感が生じてしまうからだ。
(フリーマガジン『R25』より)



そして、今まで特殊な専門職にしか適用されていなかった裁量労働制をホワイトカラー全般に広げてしまおうというのが『ホワイトカラー エグゼンプション』

詳細はコチラで。

ホワイトカラーっていうのは、いわゆるデスクワーク系の仕事をしている人達のことね。
対するブルーカラーというのは、工場や様々な現場で働くガテン系のお仕事をしている人達のことです。

この制度が適用された場合、どれだけ残業をしても一切残業代が出ない!! 長時間労働の常習化へと繋がるんじゃないか。と危惧されているわけです。

確かに10の成果を出すために8時間で済む人と、16時間かかってしまう人もいるわけで・・・
それで効率の悪い16時間の人の方が給料が上・・・っていうのはどういうこと? みたいなこともあるわけですが・・・
でも、それって一部の職業にしか当てはまらないと思うんですよね。

では、夜遅くまで残業をしている人は効率が悪い人なのか?というと決してそうではなく、特にSEなんかをしていると(お客様の業務都合上)時間外・夜間作業はつきものです。

この制度が適用された場合、『残業しても残業代出ないし、やるだけ無駄』と思う人が多く出てくるんじゃないでしょうか。つまり従業員のモチベーションの低下にも繋がってくるんじゃないかと。

それに多分この制度が適用されたとしても、組織の中にいる限り、自分の裁量で出社時間を選ぶことはまずできないんじゃないかと思われます。
ウチの会社でいえば(特にウチの部署は)勤怠が厳しくて、時間外・夜間に作業を行わなければならない日でも、確実に8時半には事務所にいないといけないのです。

以前、フレックス制を適用したら、ほとんどの社員が10時出社にしてしまい、お客様から『朝、電話を入れても誰もいないから対応してもらえない!』とクレームがきて、全社的にフレックス制が廃止になった経緯があります(;´Д`)

だから、ホワイトカラー エグゼンプションが導入されても8:30出社の大原則は崩れないかなーっと。
で、残業代だけ出なくなる・・・みたいなことになるんじゃないかと。

近い将来、『稼ぎたいならブルーカラー系の仕事を!』なんて時代が来るかもしれませんね。
Posted by りすお [RIS-O] on 13.2006   2 trackback
 HOME 

プロフィール

りすお [RIS-O]

  • Author:りすお [RIS-O]
  • フツーの社会人・個人投資家
    ※ご連絡は下記[メールフォーム]よりお願いします。

FC2カウンター

TOTAL ACCESS

カレンダー

11 | 2006/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

ブログ内検索

Recommend