夕方頃から事務所にいる社員達がざわつき始めた。
一体何事!? と思って聞き耳を立てていると・・・
そろそろ新入社員が配属されるとのこと。
(自分のグループではないけど)ウチの部にも一人来ることが確定しているらしい。
その一人は・・・
女の子なんです(´∀`*)でも、実質的な教育担当者となる僕の一個上の先輩(♂)は乗り気ではない模様。
うーん、確かに自分の仕事で手一杯なのに(OJTとはいえど)更に新人の教育をしなければならない・・・というのは大変だよな~。
でも、先輩が気がかりなのはそれだけではない様子。
その新人の女の子・・・スゴイんです。
何がって!? その経歴ですよ。ちょっと聞いてくださいよ奥さん。
なんと!
東京大学卒業なのDEATH!
先輩:『ハァ~・・・俺が教育係になるんだろうなぁ・・・他に人いないし。』
RIS-O:『新人は女の子らしいし、イイじゃないですかぁ~(´∀`*)』
先輩:『何ガッついてるんだよw』
RIS-O:『別にガッツいてないです(汗 女の子は華があるじゃないですか』
先輩:『でも東大だよ!? 俺の経験上、まともな人を見たことがない(汗』
RIS-O:『それはスゴイ偏見ですね(笑) でも日本最高峰ですからねぇ。確かに頭のつくり、思考方法からして違う気がしますね。』
先輩2(30歳ちょい?):『東大かぁ~・・・いきなり英語で喋りかけたりされたらどうしよう(;´Д`)』
RIS-O:『それも凄まじい偏見ですね(笑)』
先輩2:『だって、東大でしょ? もう”完成されてる”んだぜ? 何を教えろと・・・』
先輩:『いや、社会人としてはまだ完成されてないと思いますけど(w』
RIS-O:『大体、東大卒なのに何故ウチのような会社に来るんでしょうね』
先輩2:『最近多いらしいよ。イイ就職口が見つからなくて結局は・・・みたいなの。』
先輩:『最近の新入社員、みんな頭イイじゃん。聞いたことのある大学ばかりだし。RIS-O君はどこだったの?』
RIS-O:『自分もいわゆる”東京六大学”の一つを卒業してますけど、東大は別格でしょう・・・』
先輩:『ハァ~・・・やっぱ俺が教育係なのかなぁ・・・気が重い。』
RIS-O:『そういえば社内のサイトに今年度の新人のスケジュール欄があるの知ってます? 名前部分をクリックするとプロフィール見られますよ?』
先輩:『マジで!? 見る見る! でも名前知らないんだよなぁ。課長に聞いてみるか。』
その数分後・・・その先輩の課長のところに6~7人の社員が集まりましたw
『名前は?』 『どの子?どの子?』 『ほぉぉ~』 『なるほど~』
みたいな声が聞こえてきました。
ミキティ:『RIS-O君、見に行かなくていいの?』
RIS-O:『別にウチのグループに来るわけじゃないし・・・』
ミキティ:『ダメじゃ~ん、若い子にはガッツいとかないと!(笑)』
RIS-O:『なんじゃそりゃ!w』
その後、先輩が自席に戻ってきたので『どんな子でした?』と一応聞いてみました。
その後、先輩のPCで新人の子の写真を見てみましたが・・・ウンウン。確かに頭のよさそうな風貌をしていました。
先輩:『でもね、(課長席で)一番盛り上がったのはこの子なんだよね~。』
先輩2:『そうそう。』
RIS-O:???
先輩:『コレコレ。ホラ! どうよ!?』
RIS-O:(おっ!? なかなかキャワユイ(´∀`*) )
先輩2:『う~ん、ええわ~w』
RIS-O:
『ところで、この(可愛い)子はウチの部と何か関係があるんですか?』先輩:
『いや、全く関係無いんだけどね!』オイ!!wwww 仕事しろよ!wwwwwwwwいい歳した大の大人が何やってるんだか(笑)
新人の女の子のプロフィールを見て盛り上がってるウチの男性社員て(ノ∀`)
さて、皆さん。お分かりいただけましたでしょうか?
たった一人、女の子が入ってくると決まっただけでこの盛り上がり様。
いかにウチの会社に女子が少ないか・・・稀少な存在であるかが分かって貰えたかと思います。
そんな飢えた野獣がひしめく中で女の子をゲットするのは並大抵の努力ではできません(いい過ぎw
新人の女の子(しかも彼氏無し)ともなれば尚更。
バイタリティの少ない僕としては、当然そんな気力は持ち合わせていません(^_^;)
しかし、今回の新人さんは(東大卒ということもあり前評判も高く)一癖も二癖もありそうで何だか面白そう。
これはまさに・・・嵐の予感!?