『働きたくないけどお金は欲しい』

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『働きたくないけどお金は欲しい』 著者:遠藤 洋

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このストレートなタイトルがいいね(笑)

ツイッター民が喜びそうなタイトルだと思う。

しかし、中身はごくごく真面目な資産形成の本だった。

本の帯にいきなりこの本の答えが書かれているのだが…

■お金持ちになる方程式
資産形成 = 収入 - 支出 + 資産 × 利回り


これに尽きる。

貯蓄が大好きな日本人の大半は「資産形成 = 収入 - 支出 + 資産」止まりだろう。

いわゆるタンス預金というもので、いざという時のためにお金を貯め込むだけ。

お金に働いてもらうという発想が無い。

給料が出来高制だとか、外資系金融マンだとか、そういったごく少数の人達を除けば、普通にサラリーマンをやっていて億万長者になることは出来ない。

しかし、手元に残っているお金(資産)を投資に回せば億万長者にのし上がることも可能である。

つまり、時間と労働力を切り売りする労働者階級から資本家になるのだ。

「働く」本質とは何でしょうか?
それは「相手を喜ばせること」です。

あなた自身が働かなくても「相手を喜ばせる」ことができた時に、「働きたくないけどお金は欲しい」は実現します。

お金で買えないものはない?

お金で幸せは買えるのか?

【幸福度をお金に換算した価値】(年間)
・月1で友人や家族に会う時の幸福度:567万円
・結婚がもたらす幸福度:614万円
・良好な人間関係がもたらす幸福度:766万円
・健康状態が改善したときの幸福度:2700万円

【不幸度をお金に換算した損害』(年間)
・離婚がもたらす不幸度:199万円
・無職がもたらす不幸度:667万円
・別居がもたらす不幸度:1492万円
・配偶者の死がもたRす不幸度:1800万円

米国では「自分が貧しいと感じている人ほど宝くじを買う傾向が強い」



全て本の中に書いてあることで、単純な資産形成および株式投資の本とは違って読み物としても普通に面白かった。

朝起きた時、「その日、自分がやりたいこと」ができるようになって、
ようやく人は人生のスタートラインに立つ



これは本のプロローグに書かれている文章である。

お金とは自由を手に入れるために稼ぐもの。

働らかなくて済む未来を目指して、明日から気持ちを新たに頑張って働こう。

Posted by りすお [RIS-O] on 10.2019   0 trackback

『元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いたこれからの投資の思考法』

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投資本の話。

『元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いたこれからの投資の思考法』を電子書籍で読んだ。

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昨年末に発売された投資本で、元財務官僚だった著者が公務員を辞め、苦渋に満ちた転職活動を経てマッキンゼーに転職。

VIPな生活を味わったものの、『自分が本当にやりたいことは何か?』を突き詰めた結果、高収入が確約されていたマッキンゼーを辞め、AIによる分散投資を行う『ウェルスナビ』を起業した著者が書いた本。

最近発売された投資本の中ではレビューの評価数が多く、評価自体も上々だったので気になって購入してみた。

結論から言うと読みやすい良書だった。

一攫千金を狙うような投資本ではない。
投資法は実に堅実なもので、資産形成して豊かな老後を過ごすためには世界の株・債権・金などさまざまな商品に分散投資するのが正解であるということ。更に感情に左右される人は往々にして判断を間違いやすく、AIによるロボアドバイザー投資により相場下落時もひるまずに着実に資産形成することが可能であり、今後の世界はそういった流れになっていくのではないか?というお話。

・資産運用の王道は「長期・積立・分散」

・多くのテーマ投信は「過去のリターンの実績」が高い。「過去のリターンの実績」がよいと、将来的にも高いリターンが期待できると誤解しがち。

・「過去のリターンの実績」がよいからといって、それが続くとは限らない。むしろ、その逆のケースが多い。

・日本の投資信託を買う時は、純資産総額を確認し、長期投資を託すにふさわしい安定性があるかどうかを確認すること。

・さまざまな資産を組み合わせることで、リスクを減らして安定的に資産運用ができる

・退職金の平均額は、年2.5%のペースで減っていて、仮にこのペースが続くと、現在35歳の人が定年を迎える25年後には、退職金の平均額は1000万円に満たなくなる

・安心してリタリアするためには、働きながら資産運用することが必要

・「長期・積立・分散」の資産運用は、できるだけ感情に左右されずに淡々と続けることが大切

・準資産総額が1000億円以下の投資信託はお勧めできない

・人間の脳は資産運用に向いていない

・スーパーで食材などを買う場合、高い時に買い控えて安い時に買い増すのに、投資では何故か逆の行動をしてしまう

・行動経済学の研究では、「損をすること」による感情の揺れは、「得をすること」による感情の揺れのおよそ2倍

・投資が趣味というわけでもない限り、富裕層は資産運用をプロに任せてしまう。仕事にあてたり家族と過ごすなど、もっと大切な事に自分の時間を使うべきだと考えるから

・お金とは自由を得る手段

・お金に執着すると自由を失うこともある。本当はやりたい仕事があるのに、高収入だからといってやりたくない仕事を続けているときは、お金に執着して仕事を選ぶ自由を失っている


・収入が増えても生活水準を上げないことが大事

・若いときの自己投資に勝るものはない
(英会話を学ぶ、資格を取る、バックパッカーとして世界を巡るなど)

・お金があれば「願いをかなえる」、さらに「望んでいないことをしなくて済む」自由を手に入れられる

・年収がある一定額を超えると、幸福度はむしろ下がる

・お金の不安から解放されれば、自分にとって本当に大切なこと、本当にやりたいことを追求して行ける



財務官僚を辞めてから、貧乏のドン底生活を味わったエピソード、マッキンゼー時代のVIP待遇エピソードなど自身の自伝的内用も書かれていて読み物としても非常に面白かった。

自身が立ち上げた会社『ウェルスナビ』の宣伝がちょいちょい入って来るのが少し気になったが、言っていることは誠実で間違いが無いので良い本だと思う。

複数のインデックス投資本(積立投資本)を読んでいる自分からすると、既知の内容も多く、目から鱗といえるような発見はなかったのだけれども、本から抜粋した内容の中で、特に上記の赤字の部分については、自分のこれからの人生について考えさせられた。

テレビ東京系「モーニングサテライト」に出演している外国人タレントのパックン(パトリック・ハーラン)も、最初は個別株投資をしていたけれど、今では完全にインデックス投資に切り替えたと言っているし、『自分には株の才能が無い』と割り切って、自分もインデックス投資(分散積立投資)に切り替えた方が良いのかもしれない。

個別株投資については多額ではないにしろ、資産額だけ見ると過去数年マイナスリターンという不甲斐ない結果を出してしまったこともあり、いっそのことインデックス投資で毎年数パーセントの利益を積み上げていく方がいいのかなぁと。
実際の個別株投資は株主優待効果もあったりして、食事券や割引券などを含めるとプラスリターンになっているのだけれども、毎月それなりの時間をかけて情報を集めているのに、全体の投資額はなかなか増えていなかったりするので。

自分のような「休日はLIVEに行きたい、映画を観たい、録り貯めたTV番組を消化したい、イルミネーションを見に行きたい」と色々やりたいことがある人間にとって、投資に時間を取られ過ぎるのも良くないのではないか?…と思えてきた。

ただ、インデックス投資(分散投資)には限界があって、本を出版しているような国内の著名インデックス投資家でさえ6000万円~7000万円を形成するのがやっと。 「1億円以上貯めて会社を辞める」みたいなことは出来ない。

歳をとるにつれ体力はどんどん落ちていくし、病気にもかかりやすくなった。
今までのように給料の大半をエンターテイメントにつぎ込んでいくことは出来なくなるだろう。

「仕事を辞めて自由な時間を手に入れたい」
「仕事を続けながら合間を縫ってLIVEを観にいきたい」
「アイドルのような可愛い女の子にチヤホヤされたい」

今後どういった人生を送りたいのか。

投資は人生を賭けて取り組む題材なのか。
投資よりももっと大事な事に時間を使うべきなのか。
自分が本当にやりたいことは何なのか。

この本を読んで改めて考えさせられた。

Posted by りすお [RIS-O] on 09.2019   0 trackback

『昇格期待の優待バリュー株で1億稼ぐ!』読後の感想

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年末年始の休暇から今月にかけて投資関連の本を5~6冊読んでみた。

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いずれの本も嘘は書いてないし、著者が身に着けた技術を可能な限り丁寧に読者に伝授しようという誠意は伝わってきた。

ただ、ラクチンな投資法はローリスク・ローリターンだし(当たり前だが)、大化けが狙える成長株投資は予想外の決算が出たときの急落が恐ろしい。

なるべくローリスクでハイリターンが狙える投資法は無いかな…と考えていたところ、目から鱗の投資法が載っていたのがこの本だった。

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『昇格期待の優待バリュー株で1億稼ぐ!』

投資家界隈では有名なv-com2さんが書いた本。

この方のインタビューは各種投資雑誌にも掲載されていて、『東証一部に上場しそうな株に目を付けて先回りして買いつける』という投資法だったのだけれども、この投資法は難易度が高そうでずっと敬遠していた。

しかし、限られた雑誌の紙面(文字数)では語られていなかった投資法のエッセンスがこの本には随所に散りばめられていた。

「(株主)優待株で優待を貰いつつ、東証一部に昇格するのを待つ」というのが彼の投資法だった。

せっかちな僕は、なかなか値が上がらない株を1年~1年半くらいで手放してしまうことが多い。

結果的にその銘柄は、僕が手放した後に上昇していくことも多かった。

しかし、ビックカメラやBS11のような優待株は長期保有特典もあるので値下がりしても持ち続けることが出来た。

「お得な株主優待を貰いつつ、東証一部に昇格して値上がりするのを待つ」というのはまさに自分に打ってつけの投資法のように思えた。

どのような視点でどのような銘柄を選ぶべきか?の詳細は省くけれども、かなり具体的に書かれていて分かりやすい。

ただ…。

この本に書かれている視点で銘柄探索を行っていると休日が完全に潰れるというデメリットが(汗

逆にいえば、それくらいの努力をしなければ厳しい株式市場で儲けることは出来ないってことなんだろうなぁ。

毎月発売される『ザイ』を読んで、あとは雰囲気で投資してる自分が儲けられるはずがないよね(苦笑

年齢的にもそろそろ老後を見据えた資産作りを真面目に考えなければならないところまで来ていると思うし、いつまでもプラプラ遊んでいるわけにもいかないのでもう少しストイックにならないとなぁと考えている今日この頃。

Posted by りすお [RIS-O] on 05.2018   0 trackback

「日本の億万投資家名鑑」を買ったものの…

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先日ツイッター上で話題になっていた『日本の億万投資家名鑑』を買ってきた。

ページをめくってみて…

あれ? あれれ?

この記事、以前に見たことあるぞ?

とりあえず半分くらいめくってみたけれど、どれも大体見たことがある…。

これって『日経マネー』の再録本じゃないか。

タイトルに惹かれて立ち読みせず買ってきてしまって後悔。。。

自分の中では「立ち読みしない美学」があるのだけど、これから立ち読みできるものは冒頭の何ページかだけでもペラペラめくった方が良いのかもしれないなぁ。

ただ、ツイッターやブロガー界では有名な億万長者投資家が多数登場していて、億万長者まで上り詰めた手法や最近の保有銘柄なんかも掲載されているので『日経マネー』を読んでいない人には楽しめる本かもしれない。

Posted by りすお [RIS-O] on 23.2017   0 trackback

会社の福利厚生制度に挑戦してみた

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自分は大学を卒業してからずっと同じ会社で働いているのだけれども、オフィスビルが移転したり、合併して会社名が変わったり…とそれなりに動きはあった。

合併によりそれなりに大きな会社になったせいか、いつの間にか福利厚生制度が充実していたらしく、年間1万円までの補助が出るようになった。ジャンルは様々で養育費(子育て)、介護関連、予防接種費用などの健康維持費、資格取得のためのセミナー受講費補助、参考書購入等が挙げられる。

ここまではよくある福利厚生制度だと思うのだが、健康維持を目的としていればジム通いなんかの費用も補助してくれるらしい。

また、書籍購入代金の補助としては「業務」「キャリアアップ」の他に「健康」「財産設計」ジャンルの本なども良いらしい。

逆にNGなジャンルは「新聞」「ファッション誌」「ギャンブル」「アダルト」など。

福利厚生でアダルト本購入する奴なんているのか…

そんなこんなで、福利厚生制度を利用すべく書籍を購入してみた。

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ほとんどが「財産形成」の本(笑)

ほとんどオマエの趣味じゃんか!というツッコミは受け付けません。

問題はこれらの本が福利厚生の範疇として申請に通るか否かだ。

仮に申請が通らなかった場合、 1万円の出費は自腹ということに…(ノ><)ノ

株式投資はあくまで「財産形成」であって「ギャンブル」ではないと信じてる。

『セコイなぁ…』と思ったそこの貴方。

SNSで色々な人の日常を覗けるようになったこの時代、投資で億を超える資産を得て会社を辞めて生活している人を何人か見かけるのだが、その生活は意外に質素だったりする。

”株主優待の桐谷さん”のように、株主優待制度を利用して『いかに現金を使わず生活するか?』に挑戦している人も多い。



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(上記のように)周囲に”自分はお金持ちですアピール”している億万長者はほとんど見かけない。

株主優待でも、福利厚生でも、利用できるものは利用しないと損だと思う。
Posted by りすお [RIS-O] on 31.2016   0 trackback

『株式ディーラーのぶっちゃけ話』

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先日発売された『株式ディーラーのぶっちゃけ話』を読んだ。

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自分がいつも購読しているような投資に役立つ本(雑誌)ではなく、
株式ディーラーの仕事をドキュメンタリーっぽくまとめた読み物。

読み物として普通に面白かった。

とある証券会社の中途採用のテストは想像以上に厳しく、500万円の資金を元手に150万円の利益を上げなければクビとか。
(なんと月利30%!)

ディーラーとして長く生き残っているのは順張りの投資家であるとか。

『高値で買って高値で売れ』は名言だと思う。

結局、株式ディーラーとは会社の金を使うデイトレーダーであり、
凄まじい集中力と先見の明を持っていなければ生き残れない。

自分はFX(為替取引)でデイトレーダーっぽいことをやったことがあるけれど、
メチャメチャ難しいし、薄利多売で儲からない。
2~3日で決済するスイングトレードならまだしも、デイトレードは激ムズといっていいだろう。
買った瞬間に逆方向に動き出すし、たまに上手くいっても利益確定する前に下がってきちゃったり…。

今、僕は本業のサラリーマンをしながら投資も行っている兼業投資家だ。
決済期限や時間に縛られないのは個人投資家の強みではあるけれども、損失が積み重なるとさすがに心が折れる。

僕は今後、個人投資家として生き残ることが出来るのだろうか。。。

Posted by りすお [RIS-O] on 19.2016   0 trackback

最近読んだ本

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最後の写真集は貰い物だけど…w

気づいたら投資&マネー関連の本ばかり読んでいた。

この中で一番実用的で使えそうなネタが書いてあった本は『年収300万円、掃除夫の僕が1億円貯めた方法』かな。
いわゆる低位株中心のバリュー投資家を目指すならば、銘柄選びは彼の手法を真似てみても良いのではないかと思う。
信用取引は諸刃の剣だからおススメは出来ないけれど(^_^;)

使えるという意味では先日紹介した『ほったらかし投資術』もなかなか。
「資本主義と世界経済の成長に賭ける」というのはある意味ギャンブラーな気がしないでもないけれど、銀行預金一択のつまらん典型的日本人から一歩抜け出したい人にはオススメ。

著名投資家である片山氏の本はネットで色々物議をかもしていたようだけど、投資の心得を知りたい人にとっては有益な本なんじゃないかな。『億単位の資産を作るための施策を具体的に書け!』みたいに怒ってる人も多いみたいだけど、過去の手法がそのまま今使えるわけないのに何を考えているのだろうか…。

社会人になってお金を自由に使えるようになってから、好きなアーティストやアイドルのライブに行きまくって消耗しているのだけど、家に引きこもってWOWOW見て読書してるだけでも割と満足度は高い。
お金が無いときは無いときなりの過ごし方をすれば良いのだ。

読書をしていると、本を読む前の自分よりちょっとだけ素敵な自分になった気がするのだが…


どうやら気のせいらしい。


Posted by りすお [RIS-O] on 10.2016   0 trackback
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